※この記事は過去(会社員時代)に「ながみえの旅」に投稿した記事を移動させたものです。
どうも、先日会社でちょこ~っとだけ大きな失敗をしてしまい、落ち込んでいる ながみえ です。
上司からは「反省しろ!」とキツく言われましたが、この時ふと思いました。
「反省」ってなんだろう?
日常的に使う言葉ですが、これはいったいどういう意味なんだろう?
「反省する」という行為は、具体的に何を考え、どういう行動をとることなんだろう?
まさか手を前に出して俯けば良いという訳でもないでしょうし。
という訳で、今回は「反省」という言葉の意味や目的、具体的なやり方について考えてみました。別に仕事に限らず、日常のちょっとした失敗にも適用できるかと思います。
そもそも反省って何?
「反省」って何なんですかね? 「後悔」とは似て非なるものですよね?
皆さん、反省という言葉の意味を説明できますか?
辞書にはこうあります。『自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること』と。
なるほど。分かりません。
その可否を改めて考える? 可否って何? 考えてどうするの?
分からないので、もう私で勝手に定義しました。
反省とは『過去の出来事に対して、より良い結果を得るために必要だった行動を推測し、未来に活かすこと』です。僕が決めました。
「より良い結果を得るために必要だった行動」つまり「どうすれば良かったか」を考えるべきなのです。
上司からのありがた~いお説教の中には、「〇〇にもっと注意を払うべきだった。反省して次からは気を付けろ」という言葉がありました。
・・・こいつ何言ってんだ? そうじゃねぇだろ。
とは口が裂けても言えませんが、しかしこの指摘は不十分です。
失敗の直接の原因は「〇〇に注意を払わなかった」ことですが、その反省は「次は注意する」では足りないと思います。
考えるべきことは、「なぜ今回〇〇に注意を払えなかったのか?」です。
そこから「どうすれば注意を払えていたのか」まで考えて、初めて次に活きると思うのです。
たとえば
そういや去年、僕は交通事故を起こしてしまいましたが、その反省の記事の中でも似たようなことを書きました。
事故の原因は「安全確認をせずに進んでしまった」ことです。そしてそれに対する反省は「きちんと安全確認して運転するよう心掛けよう」・・・ではないはず!
その時の記事でも書いたように、そんなことは人間には不可能です。
問題は『なぜ安全確認をしなかったのか』で、
反省は『「どうしていたら安全確認できていたか」を考えること』です。
今回の仕事での失敗について言うと「次からは〇〇に注意を払おう」ではなく、
『なぜ今回注意できなかったのか』を考え、
「どうしていたら」「何を知っていたら」「どんな行動をとっていたら」〇〇に注意を払えたか。これを考えて次の機会に反映すること。
これが僕の考える『反省』です。
まとめ
どうでしょうか。
なんか偉そうに語ってしまいましたが、そう間違ってはいないと思います。
反省とは『過去の出来事に対して、より良い結果を得るために必要だった行動を推測し、未来に活かすこと』
より良い結果を得るために、ってとこが一つのポイントです。別に失敗してなくても反省はしていいのです。
もっとも、そう思っていても実施できなければ意味がありません。何かある度にこれを繰り返していけば、きっと人間として成長できるのでしょう。
「反省」とは何か?
皆さんは、どう考えますか?