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なんか怖い本『金融恐慌が始まるので 金は3倍になる』を読んだ感想

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怖い本でした。紹介記事を書いといてなんですが、読まなくていいと思います。

こんにちは。ながみえです。

2023年12月4日に祥伝社から出版された『金融恐慌が始まるので 金は3倍になる』を読みました。著者は副島 隆彦氏。

いろいろと信用できない本でした。アマゾンの評価が高いことが信じられない。やっぱり操作されてるのかな?

金の価値が今後3年間上がっていくと豪語し、その根拠として国際情勢やらなんやらを紹介しています。

やたらと自信があるようで、自身のことを惜しげもなく天才と呼び、文中でも延々と自画自賛を繰り返しています。

一方で日本や世界の著名人をそうとうに見下した発言もまたずっと続きます。その人のことを知らなくても、読んでて気分が悪くなりました。また読者に向かって、自分の言うことが理解できない人は頭が良い人とは言えない、なんて発言まであり。

この人が言うには2024年中にアメリカドルの大暴落が始まるらしいです。それに伴って金価格は上昇していくのだとか。

アメリカが凋落していく理由を理屈立てて(?)語り、最後に根拠のない結論をさも当然のように断言する、というのが繰り返されます。読んでて「え? なんでそうなるの?」と何度も思いました。どうやら僕は頭が良い人ではないようです。

また、この著者はアメリカが嫌いで中国やロシアが好きだというのがすごい伝わってきました(その割に日本のことはそんなに嫌いではないっぽい…?)。

中国の習近平 主席の読み仮名をわざわざ中国読みのシーチンピンと書いたり、ロシアのプーチン大統領を天才政治家と褒め称えていたりと、何かこの人の背景が透けて見えて怖い本でした。

この人曰く、日本で台湾有事を心配しているのは統一教会に先導された人らしいですよ?

もはや意味が分からない。

というか金の価格の話はどこへ行った? たぶん金の話は全体の2割もないです。

本来なら、この後この本のざっくり紹介やもう少し細かい感想を書いて最後にまとめで締めるところですが、この本に関してはもうこれでいいかな。

逆に興味が湧いた!という人は読んでみて下さい↓↓ でもこういう思想に染まらないで下さいね。

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